小学校敷地内で倒れた掲揚ポールが直撃するという痛ましい事故が発生した。岩手県宮古市の小学校でタクシーが掲揚ポールに衝突し、その衝撃で長さ約10mの金属製ポールが倒れ、近くにいた57歳の養護教諭の頭部を直撃。
治療の甲斐なく女性は4日後に命を落とした。警察は事故の詳しい状況について調査を進めている。
訪れた小学校でポールが頭に直撃
岩手県宮古市田老の田老第一小学校で6月12日午前9時過ぎ、学校の敷地内に入ったタクシーが校旗などを掲げる金属製のポールに衝突する事故が発生した。

タクシーは学校の訪問客を乗せてバックで車を止めようとした際にポールへ衝突。
その衝撃で長さ約10mのポールが倒れ、近くにいた田野畑村和野の養護教諭の女性(57)の頭部に直撃した。
救命措置及ばず4日後に死亡
事故に遭った女性は、ドクターヘリで病院に搬送され治療を受けていたが、4日後の16日午後9時頃に死亡が確認された。

警察などによると女性は近くにある田老第一中学校に勤務する養護教諭で、この日は児童の健康診断のために田老第一小学校を訪れていたという。
警察が事故の原因や詳しい状況を調べている。
(岩手めんこいテレビ)